生活上いろいろな場面で、支援がほしい、相談したいと思っても、成年後見制度を利用するには、理解力・判断力の低下が医師により認められる場合に限られ、又、数か月の期間がかかります。
しかし、認知症などの診断は出なくても、高齢等の理由で、様々な場面で悩むことも多くなり、書類の処理が面倒になった、読んでも何だかよくわからない、でも、身近に家族が居ない、頼る人がいない等で、日々不安を抱えながら暮らしている方も多いのではないでしょうか。
成年後見制度の利用には至らないけど、「家族的な支援がほしい」、「誰かに支えられて安心して暮らしたい」 そのようなサービスはないのでしょうか 、という相談が多く寄せられます。
そこで、浜松成年後見センターでは、こうした困り感を抱えておられる一人ひとりのニーズに合わせた オーダーメードの「支援契約」を提供したいと考えております。
この「支援契約」では、例えば入院時の身元引受人になってほしい、書類の手続きを手伝ってほしい、貴重品を預かって欲しい等のピンポイントの契約も可能です。
急に、病気などで入院することになると生活全般の支援が必要になります。例えば、家の管理、郵送物の確認、行政手続き、ペットの世話など公的なサービスだけではカバーできない部分も出てきます。こういう時は、当センターがケアマネ等と連携し、隙間を埋めるように支援をコーディネートしていきます。
また、成年後見制度の代理権、同意見行使は生前だけなので、死後の手続き、葬儀埋葬等については原則、委任事務契約で行います。
以上は、公正証書で任意後見契約と共に結ぶ委任事務契約でも行うことができます。
悩む前に、まずお問合せください。