担当者コラム

2026年05月18日 (月)
私の楽しみ

 デイルームから聞こえてくる歌は「荒城の月」かな?・・・担当の方の面会という業務で高齢者施設に入ります。案内されて、廊下の壁の、手作りの作品に春を感じながら行くと、デイルームから音楽が聞こえてきました。私の母親世代の歌がゆったりと流れていました。 今日は、懐かしい歌の合唱でしょうか?他にも手遊びなどの体操をしている日もあります。五感を刺激する活動が工夫されているようです。

 面会室で、いつものように健康面と生活の様子などを伺いました。雑談の中では、「食堂で歌?何か楽器の演奏か知らないけど~興味がないので参加しないわ~」との話がありました。施設の中で暮らす【楽しみ】はそれぞれ違うのだろうと思いました。せめて担当者の方の【楽しみ】を探ってみたいと思いました。

 【楽しみ】は、生きがいに繋がり、よりよい暮らしや健康のための第一歩だといいます。 実は私は、ウクレレを習っています。習い始めて6年ほどになり、個人レッスンやグループレッスンをしながら70年代のころ聞いた曲を習い、頑張って弾けるように練習しています。レッスン室での仲間と高齢者施設にギター・ウクレレ演奏会としておじゃますることがあります。後見人として施設に入る時とは全く違う気分で、わくわくします。

 大ホールでは、みんながこちらを向いて座っているので表情がよく見えます。なつかし曲のオンパレードの1時間の間には,最初の緊張顔から笑顔に変わっていく瞬間があります。配られた歌詞を握りしめて口を動かす方、手をたたく方もいて、みんなの声が弾む頃には、演奏者も溶け込んで楽しんでいます。この一瞬で心はそれぞれの思い出の場所に戻っているように感じます。演奏会の時間が、施設で暮らす方々の心を揺さぶり、楽しかったと感じてくれたら幸いです。

 ウクレレは、私の【楽しみ】、達成感と安らぎ感を味わえます。

 こうした楽しい気持ちが、聞いてくださる方々の心に届くように、これからも譜面を丁寧に追いつつ、一つ一つを正確に奏でられるよう練習を重ねていきたいと思います。

 「趣味」と調べると、心と脳の健康・癒し・趣味に没入すると脳内物質が分泌され、ストレス解消や頭がよくなる、ひらめきが生まれる・知識や技術が身に付き仕事に活かせるなどと書かれています。

 私の【楽しみ】の趣味をコツコツ行い、仕事もコツコツと進めることで、後見人の活動で担当者に対する思いやりや深みのある支援に繋がっていけたらいいと思います。

(H.S 記)

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